八ッ橋の原材料

八ッ橋とは、「米粉と砂糖をあわせたものに、にっきで香りづけをしたお菓子」です。
当社はこの定義に従い、変わらない味を表現してまいりました。
大変シンプルな作りのものですので、原料は八ッ橋の美味しさを引き出すものを厳選しています。

米粉

八ッ橋の原料である米粉は、もち米ではなくうるち米を粉にしたものです。

米を食料とする場合、大きく分けて「うるち米」「もち米」という二つの区分があります。

うるち米から製造する米粉には「上新粉」、上新粉を細かくした「上用粉」、粒子の粗い「かるかん粉」があります。 「上新粉」は団子や柏餅や草餅など、「上用粉」は薯蕷饅頭や蒸菓子、八ッ橋など、「かるかん粉」はかるかんに使用されます。
もち粉から製造する米粉には、「白玉粉」「もち粉」「道明寺粉」「みじん粉」があります。 「白玉粉」は主に求肥に、「もち粉」は大福餅などに使用されます。

八ッ橋では「上白粉」を用いますが、粒度の分布や含水量などが季節により少しずつ異なります。 この品質に応じて、水の量や蒸し時間などを調整して、仕上げています。

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砂糖

砂糖は、日本には奈良時代に伝えられたとされています。 当時は輸入品であったため希少価値が高く、高価なもので、医薬品として用いられることが多かったようです。
江戸時代になると自国で生産されるようになったために生産量が増え、やがて一般的に和菓子にも使われるようになりました。 そのためこの頃、和菓子の種類が一気に多様化したと言われています。

八ッ橋には三温糖、生八ッ橋には上白糖を使用しています。

上白糖とは日本で最も使用されている砂糖です。 三温糖は、精製工程において上白糖など精製度が高い砂糖を取り出した残りの糖液を加熱・濃縮して出来るもので、上白糖よりもこくがあります。

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にっき

八ッ橋に欠かせない風味を加えているのが、にっきです。
にっきとはシナモンとも呼び、世界最古のスパイスの一つと言われており、エジプト文明においても使用されていた記録があります。
日本に伝来したのは8世紀ですが、当時は医薬品とされていました。樹木が日本に渡ってきたのは、江戸時代と言われています。
にっきには、解熱や抗菌の作用があると言われています。

八ッ橋には桂皮末、生八ッ橋にはその白さを保つために桂皮油が使われています。

桂皮末はにっき(肉桂)の樹皮をはがして乾燥させたものを粉末状にしたもので、桂皮油はこの樹木からとった精油です。

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小豆

つぶあん入り生八ッ橋「聖」に使用するつぶあんは全て、当社で製造しています。
北海道産の、ふっくらとした小豆を厳選して、丁寧に炊き上げています。

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